Scratch(スクラッチ)でスプライトの動かし方・移動方法をマスターしよう

Scratch(スクラッチ)でスプライトの動かし方・移動方法をマスターしよう

現役SEの佑です。

ここでは、スクラッチでスプライトの動かし方や移動方法を解説しています。
スクラッチ初心者の人はもちろん、「プログラムが動かない…」という人も参考にしてみてくださいね。

また、こちらの記事ではスクラッチならではの用語を使っていますので、スクラッチ初心者さんはスクラッチの基本操作をマスターしようの記事を読んでみてくださいね。

【かんたん】Scratch(スクラッチ)の始め方〜操作方法と動かし方をマスターしよう 【かんたん】Scratch(スクラッチ)の始め方〜基本的な操作方法をマスターしよう


Scratch(スクラッチ)のブロックの形と種類を知ろう

スクラッチでは、ブロックを組み合わせてプログラムを作ります。
まずは、そのブロックの種類を見てみてましょう!
ブロック1
ハットブロック
スプリクトが開始するタイミングを決めるブロックです。

例えば
・実行ボタン(緑の旗ボタン)を押したとき
・スペースキーを押したとき

など、スクリプトが開始するタイミングを決めることができます。

ハットブロックは必ずスクリプトの先頭で使わなければいけません。
スクラッチのハットブロックとは?

ブロック2
スタックブロック
1番基本的なブロックで、スタックブロックを積み重ねていくことで、プログラムに動きや処理を設定していきます。
スクラッチのスタックブロックとは?
ブロック3
C型ブロック
プログラムの条件分岐や繰り返し処理など、プログラムの流れを決めるときに使います。
Cブロックのの間にスタックプログラムを組み込むように使っていきます。
スクラッチのC型ブロックとは?

条件分岐や繰り返し処理は、今はまだわからなくても大丈夫です。
とりあえず「3つブロックの種類があって、役割がそれぞれあるんだ!」ということだけ覚えておいてくださいね。

Scratch(スクラッチ)でスプライトの動かし方・移動方法をマスターしよう

それでは、スクラッチでスプライトを動かすプログラムを作ってみましょう。
STEP.1
ハットブロックを設定しよう
まずはスプリクトを開始するタイミングを決める、ハットブロックを設定してみましょう。

「イベント」カテゴリーから「旗が押されたとき」のブロックをスクリプトエリアに持ってきてください。
スクラッチでキャラクターの動かし方

STEP.2
C型ブロックを設定しよう
次にプログラムの流れを決める、C型ブロックを設定してみましょう。

「制御」カテゴリーから「ずっと」のブロックをスクリプトエリアに持ってきてください。
ハットブロックの下に組み合わせるように置いてみましょう。
Scratchでスプライトの移動方法!

STEP.3
スタックブロックを設定しよう
次にスタックブロックでプログラムの動きを設定してみましょう。

「動き」カテゴリーから「10歩動かす」のブロックをスクリプトエリアに持ってきてください。
C型ブロックの間にはさむように置いてみましょう。
スクラッチでスプライトを動かす!

STEP.4
実行ボタンをクリック
最後に実行ボタン(緑色の旗ボタン)をクリックして、実行してみましょう。

そうすると、スプライトが動いていきます。
プログラムを止めたいときは、実行ボタンの横の赤丸ボタンを押してください。
スクラッチでプログラムを動かしてみよう!

無事、スプライトが動きましたか?
ブロックの組み合わせを変えることで、もっといろんな動きをさせることができますよ。

また「スプライトの位置を初期位置に戻したい」という場合は、下の3つの方法のどれかを試してみてください。

スプライトを初期位置に戻す方法

・赤丸ボタンを押したあと、スプライトをマウスでクリックしたまま移動させる

・赤丸ボタンを押したあと、xy座標を0に設定する

・新しいスクリプトを設定する

1番目の方法が手っ取り早い方法になります。

2番目の方法は、下の画像のxy座標を0に戻してあげてください。

スクラッチでスプライトを初期位置に戻す方法!

3番目の方法は、今までやってきたことを応用して初期位置に戻してあげる方法です。

ブロックの組み合わせはこちらの画像になります。

Scratchで画面を初期状態に戻す方法!
スクラッチでキャラクターを初期位置に戻す方法!

この方法はスペースキーが押されたら、スプライトの位置を始めの位置に戻して、プログラムを止めるというスクリプトを追加しています。

今回使ったブロックの場所は

・スペースキーが押されたとき:イベントカテゴリー
・すべてを止める:制御カテゴリー
・x座標を0、y座標を0にする:動きカテゴリー

にありますので、探してみてくださいね。

Scratch(スクラッチ)でスプライトを反転させて、ずっと動かす方法!

最後にスプライトが左右の端っこに行ったら反転して、動き続けるプログラムを作ってみましょう。

今回はスクリプトを下のように作ってみました!

スクラッチで反転させてずっと動かす方法!

実際にこのプログラムを動かしてみると、このようになります!

実行ボタンを押すと、スプライトは動き始め、左右の端っこに行くと反転していることがわかるかと思います。

ちなみに、スペースキーを押すとプログラムは止まり、スプライトは初期位置に戻るようにしています。

スクラッチ入門のまとめはこちら!

スクラッチをもっと学びたい!という人は、こちらのスクラッチ入門まとめ記事をチェックしてみてください。
Scratch(スクラッチ)入門まとめ!子供と一緒に楽しく学ぼう Scratch(スクラッチ)入門まとめ!子供と一緒に楽しく学ぼう

スプライトの動かし方をマスターしたら、こちらの記事でコスチュームを設定してアニメーションをつくってみましょう。
Scratch(スクラッチ)でコスチュームを変えてアニメーションを作ってみよう Scratch(スクラッチ)でコスチュームを変えてアニメーションを作ってみよう

子供がプログラミングを効率的に楽しく学ぶには?

スクラッチは自宅で親子一緒に楽しくプログラミングを学ぶことができます。

ただ、自宅で勉強するプログラミングには限界がありますし、お子さんが飽きてしまう可能性があります。
なので、自宅である程度スクラッチに触れさせてみたあとは、子供向けのプログラミング教室に行ってみることをおすすめします。

子供向けプログラミング教室では

・プロの先生がわかりやすく教えてくれて、子供の考える力を伸ばしてくれる
・PCが初めてのお子さんでも、基本的な操作からしっかり教えてくれる
・本格的なプログラミングにも挑戦できる
・周りのお友達と切磋琢磨しながら、プログラミングを学ぶことができる
・みんなの前で自分がつくったプログラムを発表する機会があるので、プレゼン能力が身につく

などのメリットがたくさんあります。

こちらの記事で、現役SE目線で子供におすすめのプログラミング教室をご紹介しています。
どの教室も無料体験ができますので、チェックしてみてくださいね。

【2019年最新版】子供プログラミング教室のおすすめを現役SEがご紹介! 【2019年最新版】子供プログラミング教室のおすすめを現役SEがご紹介!



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