Scratch(スクラッチ)のゲームでシューティングを作ってみよう

現役SEの佑です。

今回はスクラッチでシューティングゲームを作ってみたいと思います。
かんたんに作れるので、一度チャレンジしてみてくださいね!


Scratch(スクラッチ)のゲームでシューティングを作ってみよう

シューティングゲームを作る前に、ゲームの設計をしてみましょう。
今回のシューティングゲームで実現したい内容はこちらです。

シューティングゲームで実現したい内容

・メインキャラクターは左右に動けるようにして、弾を発射できるようにする
・制限時間は30秒
・敵キャラクターは自動で左右に動くようにする
・敵キャラクターに弾が当たると、スコアが1点追加される

実際はこのようなシューティングゲームが完成する予定です。

1. メインキャラクターのコスチュームを設定しよう

まずは今回の主役であるメインキャラクターのコスチュームを設定していきましょう。

「コスチュームってなに?」という人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
>>Scratch(スクラッチ)でコスチュームを変えてアニメーションを作ってみよう
Scratch(スクラッチ)でコスチュームを変えてアニメーションを作ってみようScratch(スクラッチ)でコスチュームを変えてアニメーションを作ってみよう

STEP.1
スクラッチ画面の左下にある「コスチュームをアップロード」をクリック
スクラッチ画面の左下にあるコスチュームをアップロードをクリック
STEP.2
ロボットの画像をアップロード
Scratchのゲームでシューティングを作ろう

今回はメインキャラクターをロボットの画像にしており、ロボットの画像はイラストACから無料で持ってきています。

アップロード画像はPNG形式のものを選ぶようにしてください。
PNG画像は背景が透明なので、もぐらの部分の画像だけを使うことができます。

2. シューティングゲームの背景を設定しよう

次にシューティングゲームの背景画像を設定していきましょう。

今回はスクラッチで用意されている画像を背景にしています。

STEP.1
スクラッチ画面の右下にある「背景を選ぶ」をクリック
スクラッチのゲームでシューティングゲームを作ろう
STEP.2
背景画像を設定
Scratchでシューティングゲームを作ろう

3. シューティングゲームの弾を設定しよう

次にシューティングゲームの弾を設定していきましょう。

今回はイラストACから弾の画像を用意しています。

STEP.1
弾の画像をアップロード
スクラッチのシューティングゲームの作り方

4. シューティングゲームの敵キャラクターを設定しよう

次にシューティングゲームの敵キャラを設定していきましょう。

今回はスクラッチで用意されている画像を背景にしています。

STEP.1
敵キャラを設定
Scratchでシューティングゲームの作り方

5. メインキャラクターが左右に動けるようにしよう

次にメインキャラが左右に動けるようにしていきましょう。

STEP.1
メインキャラが左右に動けるようにしよう
こちらのブロックを持ってきて、画像のように組み合わせてください。

・イベントカテゴリー:「左向き矢印キーが押されたとき」
・動きカテゴリー:「x座標を-5ずつ変える」
・イベントカテゴリー:「右向き矢印キーが押されたとき」
・動きカテゴリー:「x座標を5ずつ変える」
スクラッチのゲームで簡単なシューティングを作ろう

旗が押されたらゲームスタートです。
そのときにスコアを0にリセットするようにしています。

そして乱数でもぐらが背景の下半分にランダムに表示されるように設定しています。

6. 弾を発射できるようにしよう

次に弾を発射できるようにしていきましょう。

STEP.1
弾を発射できるようにしよう
こちらのブロックを持ってきて、画像のように組み合わせてください。

・イベントカテゴリー:「旗が押されたとき」
・見た目カテゴリー:「隠す」
・イベントカテゴリー:「スペースキーが押されたとき」
・動きカテゴリー:「x座標を◯、y座標を◯にする」
・調べるカテゴリー:「◯のx座標」
・見た目カテゴリー:「表示する」
・制御カテゴリー:「◯まで繰り返す」
・演算カテゴリー:「y座標>◯」
・動きカテゴリー:「y座標を◯ずつ変える」
・見た目カテゴリー:「隠す」

最初は弾は隠しておきます。

そしてスペースキーが押されたときにメインキャラの上に弾を表示させて、上方向に発射できるようにしています。

7. 敵キャラクターの動きを設定しよう

次に敵キャラの動きを設定していきましょう。

敵キャラは左右に自動で動いて、弾が当たったら「やられた!」ポーズを取るようにしています。

STEP.1
敵キャラの動きを設定しよう
こちらのブロックを持ってきて、画像のように組み合わせてください。

・イベントカテゴリー:「旗が押されたとき」
・見た目カテゴリー:「コスチュームを◯にする」
・制御カテゴリー:「ずっと」
・見た目カテゴリー:「◯と言う」
・動きカテゴリー:「回転方法を左右のみにする」
・動きカテゴリー:「◯歩動かす」
・動きカテゴリー:「もし端に着いたら、跳ね返る」
・制御カテゴリー:「もし◯なら」
・調べるカテゴリー:「◯に触れた」
・見た目カテゴリー:「コスチュームを◯にする」
・見た目カテゴリー:「◯と言う」
・制御カテゴリー:「◯秒待つ」

8. スコア変数を設定しよう

次に敵キャラに弾が当たったときに、加点されるスコアを作っていきましょう。

「変数ってなに?」という人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
>>Scratch(スクラッチ)の変数とは?代入や表示方法をマスターしよう
Scratch(スクラッチ)の変数とは?代入や表示方法をマスターしようScratch(スクラッチ)の変数とは?代入や表示方法をマスターしよう

STEP.1
スクラッチ画面の左上にある「変数を作る」をクリック
STEP.2
変数名を設定しよう
スクラッチのもぐらたたきを作ろう
STEP.3
敵キャラに弾が当たったらスコアに1点加点する設定をしよう
こちらのブロックを持ってきて、画像のように組み合わせてください。

・変数カテゴリー:「スコアを0点にする」
・変数カテゴリー:「スコアを1ずつ変える」

9. 制限時間を設定しよう

最後にもぐらたたきゲームの制限時間を設定しましょう。

今回は制限時間を30秒で設定するようにしています。

STEP.1
制限時間を30秒に設定しよう
こちらのブロックを持ってきて、画像のように組み合わせてください。

・イベントカテゴリー:「旗が押されたとき」
・調べるカテゴリー:「タイマーをリセットする」
・制御カテゴリー:「◯秒待つ」
・見た目カテゴリー:「◯と◯秒言う」
・制御カテゴリー:「すべてを止める」

10. 実際にプログラムを動かしてみよう

以上で完成です!
実際にプログラムを動かしてみた動画がこちらです。

シューティングゲームがうまく動いていることが確認できました。

今回のプログラムでは並列処理と言って、いくつかのキャラクターを同時並行で動かすようにしています。
プログラミングで並列処理はよく使われているので、その練習には丁度いいかと思いますよ。

スクラッチ入門のまとめはこちら!

スクラッチをもっと学びたい!という人は、こちらのスクラッチ入門まとめ記事をチェックしてみてください。
Scratch(スクラッチ)入門まとめ!子供と一緒に楽しく学ぼう Scratch(スクラッチ)入門まとめ!子供と一緒に楽しく学ぼう

子供がプログラミングを効率的に楽しく学ぶには?

スクラッチは自宅で親子一緒に楽しくプログラミングを学ぶことができます。

ただ、自宅で勉強するプログラミングには限界がありますし、お子さんが飽きてしまう可能性があります。
なので、自宅である程度スクラッチに触れさせてみたあとは、子供向けのプログラミング教室に行ってみることをおすすめします。

子供向けプログラミング教室では

・プロの先生がわかりやすく教えてくれて、子供の考える力を伸ばしてくれる
・PCが初めてのお子さんでも、基本的な操作からしっかり教えてくれる
・本格的なプログラミングにも挑戦できる
・周りのお友達と切磋琢磨しながら、プログラミングを学ぶことができる
・みんなの前で自分がつくったプログラムを発表する機会があるので、プレゼン能力が身につく

などのメリットがたくさんあります。

こちらの記事で、現役SE目線で子供におすすめのプログラミング教室をご紹介しています。
どの教室も無料体験ができますので、チェックしてみてくださいね。

【2019年最新版】子供プログラミング教室のおすすめを現役SEがご紹介! 【2019年最新版】子供プログラミング教室のおすすめを現役SEがご紹介!



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